2020/08/16

谷川俊太郎さんと朗読の会

ナナロク社が主催する「お盆はおうちで谷川俊太郎さんと朗読の会」を視聴しました。参加ゲストは三角みづ紀、御徒町凧、木下龍也、岡野大嗣、岩崎航の各氏。なかなか豪華な顔ぶれです。

谷川さんを含むゲストそれぞれが最近書いた詩を朗読し、お互いに感想を述べるというスタイルで進行していきました。全体的に和やかで、でも朗読中には心地よい緊張感が流れる朗読会でした。

テレビのないラジオ中心の生活をしている私は、初めのうちは画面を見ていましたが自然といつもラジオを聴く姿勢になり、後半はリクライニングシートで目をつむって聴いていました。聴く方のスタイルも自由で「詩の雑誌に掲載されている長々しい対談を読むよりこの方がずっと良いな」と感じました。「気楽」と「緊張」を体内に同居させて詩の朗読を聴いたのは初めてかも知れません。

途中の雑談も詩に関することがほとんどでしたから、「対談」「詩作品」「批評」とが含まれていたことになります。構成によっては詩の月刊誌の内容と比較しても遜色ないものが出来るのではないか?そんな可能性を感じさせてくれる配信でした。

そして若い詩人や歌人が、谷川俊太郎さんと同じ時空間で言葉を交わすことは、とてつもなく貴重なものだったに違いありません。彼らの今後にも注目していきたいということで、三角みづ紀さんの新詩集「どこにでもあるケーキ」の予約も完了した1日でした。