2019/09/23

女子1500m|全日本実業団対抗陸上2019

27日からドーハで開催される世界陸上。
その日本代表に選出されている選手が、全日本実業団に出てくるとは考えていませんでした。
5000mの代表になっている資生堂の木村友香さんが1500mに出場。
そして4分13秒38で優勝。
ペースメーカーを務めた大森さんの真後ろを走っていたのが木村さんでした。
世界陸上直前のスピード練習の一環として出場したのでしょうが、今年この種目で日本選手権優勝した卜部さんを抑えての優勝した走りからも調子の良さが窺えます。
世界陸上での走りが楽しみです。

この種目、日本選手権で優勝した卜部さんは4分14秒52で2着。
悪くないタイムでしたがラストで少し精彩を欠いていたように見受けられました。
或いは日本選手権が良すぎたのか…
いずれにせよ、「卜部さんはこんなもんじゃない」と思ってしまったレースでした。
もう一人、注目していた今治造船の岩川さんはDNS。
怪我の影響もまだあるのでしょう。
しっかり治して、以前よりも強くなった姿で戻ってくると期待しています。

2019/09/22

大森郁香さん|全日本実業団対抗陸上2019

大会初日、800mに出場した大森さん。
故障してから1年半以上、思うような結果が出せずにいました。
そして今大会は2分8秒24で5着。
3秒台の自己ベストを持つ大森さんには平凡なタイムなのですが、10秒を切ることが難しい状態が続いていたので、このタイムはまずまずです。
日本選手権参加標準記録も突破してきました。
レース展開も先頭から大きく離されることなく走り切れたように見受けられました。
タイム、レース内容ともに次に繋がる走りでした。
何より今回は終始「動けていた」。
このことが本当に大きい。
ゴール後、タイムが表示されるまでの祈る姿、そして山田はなさんと喜び合う姿から、大森さんにとっても自信を取り戻すには十分なレースだったのではないでしょうか。

大会2日目、大森さんは1500mのペースメーカーで1000mまで走ります。
このPMの走りが前日の800m以上に素晴らしかった。
前に出した足(爪先)が接地する前にすっと前に伸びる。
良いときの大森さんの走りになっていました。
そのまま1500mも走れてしまうように思えたくらいです。
故障してからの大森さんは、無理やりピッチを上げてパワフルな走りをしようとする傾向があったように思います。
レースでも、合宿中のレぺテーションでも。
結果的にそれは、中盤から後半の加速には繋がらなかった。
柔らかく伸びやかな走りが、後半はさらに大きく力強くなる…それが大森郁香の本来の走りだろうと思います。
着実に取り戻しつつあると思います。

何はともあれ今は、日本選手権A標準突破おめでとう。

2019/09/15

塩見綾乃さんの全日本インカレ2019

今日の陸上関連のニュースはMGCが目立っていましたが…
私はMGCよりもインカレが気になっていました。
注目していたのは立命館の塩見さん。

塩見さんの出場したレースは…
(初日)400m予選
(2日目)400m準決勝、400m決勝
(3日目)800m予選、800m準決勝、4×400mR予選
(最終日)800m決勝、4×400mR決勝
以上8レースで、インカレ期間中はフル出場でした。
最初の決勝種目は400m。
55秒10で2着。
予選ではリラックスしてラストを流して54秒85でしたから納得のいかないタイムだったことと思います。

次の決勝は800m。
ラストで一瞬広田さんに前に出る場面がありましたが終始先頭で走り続けての優勝。
800mという距離で最初から最後まで先頭で走り続ける。
なかなか出来ることではありません。
素晴らしいレースでした。
タイムは2分6秒61ですが、前日までに6レース走っていますからあまり参考にはなりません。

800m決勝のスタートから85分後、最後の決勝種目、マイルリレーを走ります。
アンカーを走った塩見さん、ラスト100mでは大阪成蹊大とかなり差があるのですが、驚異的な追い上げで0.12秒差の2着でゴール。
結果的に優勝1種目、2着2種目で今大会を終えています。
ロングスプリント系の種目を4日間で8レース…考えただけで吐きそうです。
今大会の「頑張ったで賞」は間違いなく塩見さんです。
お疲れさまでした。
今大会、東大阪大の川田さんも塩見さんと同じ種目に出る予定でしたがDNS。
川田さんが出ていれば、また結果は変わったことでしょう。