2018/11/10

高石涼香さんの残したもの

恐らく、東大記録会が最後のレースとなった高石さん。
公式レースではかわさき陸上競技フェスティバルがラストレースとなったのでしょうか。
画像直リンク先は大森郁香さんのツイート
https://goo.gl/okzKNj

この2年、注目して見てきた選手です。
女子800mにおいて、18歳以上から陸上を始めた選手の中では、間違いなく過去最高の記録を出した人だと思います。

初めてその走りを見た時、2分15秒台で走っていました。
大学から陸上を始めて2年も経たないうちに15秒台で走っている…それだけでも驚きでした。
最終的に高石さんのベスト記録は4年生時の関東インカレ、女子800m準決勝で出した2分10秒92。
とてつもない急成長とともに、素晴らしい実績を残しました。

高石さんの走りは、日本インカレなど大きな大会を見るとわかりますが、他のトップ選手よりも明らかに力負けしている部分があります。
筋量が少ないこともあって、少し弱々しく見える。
正直な感想を言えば、持久力や体幹の強さは、2分14秒台で走っている高校生とそれ程変わらないかもしれません。
それでも2分10秒台で走った。
体力と経験不足を補うもの。
それは自ら考え実践する力、「陸上力」だったのではないでしょうか。
高石さんのレースを映像で見るたび、試行錯誤を繰り返してきたことが見て取れます。
以前の記事にも書きましたが、高石さんが記録を伸ばし続けてきた姿は、伸び悩んでいる高校生やその指導者にとって大きな勇気となったことでしょう。

もし可能であるならば、どのようなトレーニングを実践してきたか、陸上以外のことを含めて、感じたこと、何を考えどう学生生活を送ってきたか…
いつの日か公開して欲しいなと、勝手な期待を抱いています。